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テニス肘(上顆炎)

読んで字のごとく、テニスを行う方がなりやすい肘の痛みです。

デスクワークをしている方、裁縫や精密作業等の指や手を多く使うという方にも発生しやすい症状です。

「指の使いすぎで痛み」で有名どころは「腱鞘炎」がありますが、実はこのテニス肘も腱鞘炎の一種です。

腱鞘炎については、後日別のページにてお話していきますね!

 

 

 

テニス肘には2種類あり

①フォアハンド型テニス肘(内側上顆炎)

②バックハンド型テニス肘(外側上顆炎)

発生しやすいのは②バックハンド型になります。

 

 

原因は手指の筋肉の使い過ぎと身体の使い方です。

力みすぎ、「肩甲骨や肩などの大きな力」をあまり使わずに「手指などの小さな力」を使いすぎる、といった事が痛みに発展します。

 

 

あれ?指はよく使うよ?でもなんで手指の使いすぎで肘が痛くなるの?と思った方もいるかと思います。

 

 

実は「指を動かす筋肉」は肘からスタートしているのです。

試しに左手で右肘を握りながら、右腕をグーパーしてみて下さい。

グーパーの動きに合わせて握っている場所(右肘)が動くと思います。

細かく解説しますと、指の筋肉全てが肘からスタートしているわけではありません。ですが、指のメインの動きを行う筋肉は肘からスタートしています。

 

 

つまり、指の筋肉は「精密な動き」「よく使う」「肘からの遠隔操作」と疲れやすい要素が多い場所なのです。

 

 

予防法は

・指を使いすぎない

・肩や肩甲骨など大きな力を使うように意識する

・温める(指肘肩が動かしやすいように)

・腕を、特に肘から下の筋肉を緩める

 

テニスでの予防法では

・「回り込んでフォアハンドで行う」or「両手バックハンドを行う」or「半歩でもいいので少しでもボールに近づき打つ」

・ボールを打つ時に腕の力で行おうとしないで、肩や肩甲骨を使う。さらに腰の回転(ヒネリ)を加えながら行う

特に腰も使うのは効果的です。ボールへ伝わる力が強くなりますし、腕への負担は大きく減ります。

痛めてしまったら冷やす、指を使いすぎない、強すぎない程度に肘〜腕の筋肉を緩めるのが有効です。

 

 

この炎症は比較的長引く痛みです。

手指使いすぎたかな?と思ったら予防法を意識してみてくださいね。

もしも、セルフケアだけでお悩みの方はぜひ久喜整骨院にご相談ください!

 

 

久喜整骨院

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久喜整骨院
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