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ヘルニア【後半】

前編に引き続き、ヘルニアについてです。
今回は
・ヘルニアの症状
・原因
・対処と予防
についてお話していきます。

 

 

●症状

椎間板(ついかんばん)ヘルニアは腰に発生するイメージが強いのではないでしょうか?
確かに、ヘルニアは腰に発生する事が多いケガです。
ですが、椎間板が存在している首(頚椎 けいつい)、背中(胸椎 きょうつい)にもヘルニアは発生することがあります。
(胸椎は首と腰に比べ、発生頻度は低い傾向にあります)

・しびれ(首でのヘルニアなら手や指、腰ならお尻〜足など)
・痛み
・動かし辛い
・力が入りにくい
・坐骨神経痛(腰でのヘルニアが発生した場合)
・体を前屈すると痛みやしびれの症状が強くなる
・尿が出ないor漏れる
これらの症状は急に出現する事もあれば、徐々に出現する事もあります。
尿が出ないor漏れる、強いしびれなど症状が強い場合は緊急性が高く、手術を行う事があります

 

坐骨神経痛とは、坐骨神経と呼ばれる神経が圧迫などの何かしらの障害・損傷を受け、症状が出ることです。
主にお尻〜もも裏、ふくらはぎなどに神経症状が出やすい疾患です。

●原因

①姿勢不良
②仕事による体勢や動作
③同じ動作の繰り返し
④急な圧をかける(動きをする)
⑤遺伝や体質
⑥加齢
などが挙げられます。

①・②
姿勢不良は「長時間同じ姿勢」や「猫背や中腰、前傾姿勢」などです。
長時間同じ姿勢ということは「同じ関節や同じ筋肉に持続的な圧がかかり続けている」ということです。
圧を軽減させる為には「適度に姿勢を変える」事が重要です。
デスクワークやテレワークで座っている事が長い方や、長時間立ち仕事がある方、猫背や中腰、前傾姿勢が多い方などは適度に姿勢を変えてみてください。


「同じ動作の繰り返し」は針金をイメージすると分かりやすくなります。
針金は一度、二度、数回曲げても折れる事はそうありません。
ですが、繰り返し何度も何度も曲げ伸ばしすると、いずれは折れてしまいます。


腱鞘炎にも言える事ですが、一回ではケガを起こしてしまう様な強いダメージでなくとも、繰り返し繰り返し同じ部位に圧をかけ続ける事でダメージが蓄積し、ついに耐えられなくなってしまうのです。


③で話した動作に加え、「急な圧が加わる」という動作もヘルニアになる要因の一つです。
椎間板は体の負荷を軽減させるクッションの役割がありますが、やはり「どんな衝撃にも絶対に耐える・軽減させる」わけではありません。
「立っている状態で、椎間板への圧力を100」とすると、
・座った状態⇒140
・立った状態+前傾姿勢⇒150
・座った状態+前傾姿勢⇒180〜190
と大きく圧力が変化します。


立ち上がり・朝起きる時・重いものを持つなどの動作はお気をつけ下さい。

 

⑤・⑥
体の構造は遺伝的要素によって親子間で似ている要素もありますが、一人一人少しずつ異なります。
日本人と他の国の人とも骨格で細かな違いがありますし、日本人でも一人一人体のつくりや身長、筋肉量など異なりますし、年齢も発生要素の一つです。
好発年齢(=発生しやすい年齢)は50歳代がピークと言われていて、20歳以前と70歳以降は比較的まれと言われて、男性の方が女性より約2倍発生率が高いと言われています。

 

 

●対処と予防

ヘルニアは前述のように緊急の手術を行う場合もあります。
ですが、ヘルニア=全て手術、というわけではありません。
ヘルニアの約6割が手術をしないと言われて、コルセットやブロック注射、安静、適切な運動やストレッチ体操(リハビリ)などを行う事で症状が改善されていく事が多くあります。

 

ですが、一番はやはり「ヘルニアにならないように予防する」ことが大切です。
日常生活で中腰や猫背などの姿勢不良が多くないか、同じ動きが多すぎないか、柔軟・運動不足になっていないか、今一度生活を見直してみてください。

自分の身体に意識を向け、今一度振り返る事がケガの予防の第一歩です。

 

因みにヘルニアの語源はラテン語のhernia<脱出>と言われています。
元あった位置から脱出するという言葉から来ているんですね。


今回お話した様な、しびれや腰の症状などございましたら、お一人で悩まず当院にご相談ください。

 

 

久喜整骨院

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久喜整骨院
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