偏平足（へんぺいそく）

皆さんは偏平足をご存知ですか？

偏平足とは足裏にある土踏まずがあまり凹んでいない状態、つまり足裏が平べったいという事です。

お風呂やプールから出た時の足跡で土踏まずが見えず、「もしかして偏平足かな？」と判ることがあります。

偏平足自体は誰にでも起こりうるもので、病気やケガではありません。

ちなみに、赤ちゃんも生まれつき偏平足です。

ですが、偏平足によって足が疲れやすくなったり、外反母趾などを二次的に引き起こす場合もあります。

土踏まずは、足にある骨が作り出す構造でアーチ状になっています。

この骨のアーチ構造を

・ふくらはぎの筋肉

・足首を動かすスネの筋肉

・足の指を曲げる筋肉

などが支えています。

これらの筋肉が働いていればしっかりと骨のアーチ状を維持していますが、力を失う・体重などの負荷などによって偏平足になります。

偏平足自体が決して悪いわけではありません。

疲れやすいといったデメリットがありながらも、接地する面積が広いので、足が速いとも言われています。

この偏平足に対して有名なトレーニングがありますのでご紹介します。

その名も「タオルギャザー」です。

偏平足へのトレーニングだけでなく、バランスを崩したときに踏ん張ったり、立て直す能力も高められます。

方法は簡単、用意するものはハンドタオル・イスのみです。

①タオルを床に置き、イスに座ります

②タオルに足を乗せます。この時カカトはタオルから外に出しておくと行いやすいです。

③足の指を使いタオルを引き寄せます。

つまりタオルを使用した足指の運動ですね。

ポイントは「タオルはうまく掴めなくてもいい、重要なのは指を動かせているか」です。

親指だけではなく、小指などもしっかり意識せて動かしましょう。

材質によっては掴んだ後に元に戻ってしまうタオルもありますからね。

「私ってもしかして偏平足かな？」と思いましたら是非されてみて下さい。

今回ご紹介した偏平足を含め、お体のお悩みやケガをしてしまった等ございましたら当院にご相談ください。

久喜整骨院